伝統に感謝の日々!

ブログ放置期間を振り返るその1。です(笑)

 

この期間、ほとんどの時間気力体力、全てを僕の住む名護市城の伝統文化に注いでいました。毎年のことですが(笑)

夏はエイサー!内地で言うところの盆踊りに当たる行事で、盆に帰ってくる先祖の霊を供養するために、エイサーを踊りながら地域中を三日間かけて練り歩きます。僕はその中でも踊る曲を三線を弾きながら歌う「地謡(じかた)」という役割を担わせてもらっています。一日6時間を三日間、歌い続ける日々。思い出すだけでも咳き込みそうですが、この時の地域の若いメンバーの一体感はとても楽しいのです(^^)

 

エイサーが終わると城では「奉納例祭」という名護城の神様に一年の恵みを感謝する祭りごとがあります。祭りといっても、神様に琉球舞踊を奉納する、芸能のお祭りのようなものです。ここでも地域の青年が踊り役を務め、僕も毎年踊っています。地域で踊り続けられる数々の演目は本当に素晴らしいものばかり。城は舞踊が上手なことで昔から有名な地域なのです!

 

今年は三線の古典芸能コンクールも受験し、なんとか「新人賞」をいただくことができました。賞といってもこれがスタート、のようなものなので、これからどんどん舞台に立つことでもっとがんばらなきゃなりません。先週末は名護市民劇と琉球古典芸能祭にちょこっとだけ出演しましたが、なんとか諸先輩方についていくのが精いっぱい。。もっと精進せねば!

 

 

と、内地から移住した僕がこんなにも伝統文化に触れさせてもらえるのは、城の皆さんのおかげです。そして素晴らしい伝統文化をつないでくれた先人たちのおかげです。

僕も伝統をつなぐ一人になれたら、という思いがこの夏も僕の背中を押してくれました。感謝感謝!!

 

 

(おきなわさんぽ 岳人)